アマプラでさっき観ました。実話ベースといいつつ、調べてみたらほぼフィクションみたい。実際には脚本家が若い頃住んでいたブルックリンのアパートだかに麻薬中毒者の母親を持つ障害者らしき男の子と、ゲイの男性が住んでいて、ゲイの男性がその子どもの世話をしているところを見た脚本家がそこから着想を得て書いた創作らしい。説明下手か!
予告編観ずにアマプラのあらすじだけ見たので先入観なしで映画の内容に集中出来たけど、予告編見てから映画観た人とかは結構賛否わかれるみたいだね。予告編むっちゃ“実話”煽りしてるもんな〜〜。ああいうのは誇大広告に当たらないのかな??よくわからんけど。
ルディと少年のモデルになる人物はいたようだけど、弁護士のポールは架空の人物。なので裁判とかも勿論フィクションです。オチも創作。結構胸がぎゅっと締め付けられるオチで、幸せとは?普通とは?って色々と考えさせるラストで嫌いじゃないですけどね。個人的にはあれはバッドエンドとはまた違う気がするんだけどなあ。絵に描いたようなハッピーエンドでは決してないんだけど、観客に改めてジェンダー問題や差別、固定概念について問い掛けるようなラストでした。ちょっと最後10分走り過ぎた感あるのでもう少しあそこを丁寧に描いてもいいんじゃないかと思わなくもないけれど。今年アマプラで観た映画の中では割と好きな作品です。最近はまたちょっと外出しにくい雰囲気の世の中なので、何もすることないなあ、なんて日はこの映画を観てみるのもいいんじゃないかなと思います。謎の映画評論擬きw
ルディを演じたアラン・カミングは男性と結婚していてバイセクシャルだとカミングアウトしているそうですが、初めは「ゲイの男にドラァグクイーンをやらせるなんて、なんだかありきたりだ」と思っていたみたいだけど、監督のアプローチにより脚本を読んで気が変わったそう。「歌を通してルディは思いを比喩的に表現していて納得出来た」ってね。あの演出いいよね。歌でストーリーを表現しているというか。あとルディの台詞も心を打つものが多い。
薬物依存の母親も、他の子と違うことも、あの子が望んだわけじゃない。あの子は何も悪くないのに。
「チョコレートドーナツ」より
親は選べない。親ガチャだ、なんだと叫ばれる今の世の中にもなんだか響く台詞だなと。そしてこの“他の子と違う”ってルディの台詞はきっとゲイである自分達のことも重ねているのかなと思った。原題はANY DAY NOW、作中の歌詞の中にも出てくるけど“いつの日にか”という意味。ボブディランの名曲“I Shall Be Released”のサビの歌詞だそうです。ホォ──、作中のあの曲ボブディランなんだとあとで知りました。いつの日か、全ての苦しみから解き放たれるだろうと祈りを込めてルディも歌ってますよね。他にも70年代の曲のオンパレードなんだとか。こういうの調べるのも楽しいな。
安室透もこういう映画蘊蓄詳しそうじゃない??ポアロでさ、最近こんな映画観たんだとか話したらきっと「ああ、そういえばあの映画、実は……」って小ネタを教えてくれそう。そんなんされたらさ、安室透の蘊蓄を聞くまでが映画鑑賞という身体にされてしまうよね!?安室さんの蘊蓄聞かないと、絶対に物足りなくなってしまうwそしてその影で「(彼女なら次はきっとこの映画を観る筈だ……)」と推理し先回りして映画を観て蘊蓄を仕入れておく降谷零がいてもいいと思うんですよね。寧ろ居て欲しい。何事も全力投球の安室透というか降谷零だから、そんなしょうもないことに労力を注いで無駄に寝不足になっていて欲しい。そして降谷零として彼女とくっ付いた暁にはそのネタバラシというか、「あの頃、実は君と会話を合わせる為に先回りして映画ばかり観ていたんだ。お陰で君と出逢った頃に流行った映画に関してはおすぎよりも詳しい」とかくだらんことを言って戯けてみせて欲しい。そしてちゃんと寝ろ!と怒られていてほしい。「これからは、君も一緒に観てくれるんだろう?そうすれば、慌てる必要も無いし睡眠時間も削らずに済む」とかドヤる降谷零の姿が見えるよ……(幻覚)
降谷零と映画が観たい。ジュースを取ると見せかけて、暗闇の中で手を繋いでほしい。「ん?」って態とらしくとぼけてほしい。スクリーンの光に照らされた降谷零のことばかり観てしまって、きっと映画に集中出来ない。態とらしく組み合わされる手と手。親指で手の甲撫でられてドキッとしたい。もしくは、徹夜明けの降谷零と映画館に行き、こっちは真剣に観てるのにこてんって肩に頭乗せられて爆睡されたい。態とではなく無意識だと嬉しい。もう、と言いつつも許しちゃうやつですね。降谷零とは色んなパターンが考えられていいですね。映画好きとしては、映画館は神聖な場所(?)なので手を繋ぐくらいにしてほしい。卑猥なのは家に帰ってからか、ホテル街に連れ込むなどしてからにしてください。いや、トリプルフェイスとホテル街似合わなさすぎだろうwバーボンは高級ホテルに泊まっていて欲しいw逆に安いビジホとかで、「え、バーボンもこんなところに泊まるの?」とそのギャップに驚かさせるのもいいけどw出た、ギャップ萌えwバーボンからの降谷零でもいい。ビジホ入った瞬間、降谷の顔が現れるみたいなwこの設定好き過ぎて、バーボン書く時、大抵降谷み出しちゃう展開にし過ぎだわ。はい、これもまたギャップ萌えです。世の中大抵のことはギャップ萌えで出来ている(誇大広告とか人の事言えなさすぎる)妄想現場からは以上です。



