もうすぐバレンタインなので、百貨店などからも通販特設ページのURLが載ったメールが送られてくるので、その策にまんまと乗り開く。
『お酒を使ったチョコレート』
なんだ、この項目。
クリックせずにはいられないじゃないか……!
バーボン、バーボンはないの……?とアル中患者のように心の中で呟いた。
アル中ではない、トリプルフェイス中毒だ。
このジャンルにハマるまで、ウィスキーの類には全く興味のなかった人間なんですけど、まああれよね。ウィスキーボンボン気になり出すよね、推し的な意味で。
何事にもすぐ推しの影響が出る。単純だから。
ゴンチャロフの洋酒ボトルズ、めちゃくちゃ惜しい!!!
バーボンとスコッチは入っているんだけれど、ライがない……。ウィ、ウィスキートリオ……。
原作者にトリオ否定されていても、何となくこの呼び名好きなのでどうせなら三人揃えたいじゃんね……。この中にライが居ないのは、降谷零の執念さえも感じるwチョコです、チョコの話です。五種アソート540円なら全然買えるけど、どうせならバーボン、スコッチ、ライの三種が入っているやつを買いたい……。
情報求む(他力本願かw)
自分のコードネームと同じ、ウィスキーボンボン食べさすバーボンとか卑猥じゃない??
「ほら、早く口開けてくださいよ……」
バーカウンターに片手で頬杖ついて、人の唇にウィスキーボンボン押し付けてくるバーボンと何処のバーに行ったら出逢えますか?
観念して口開けたら、指でチョコ押し込まれます。器用だからきっと手袋汚れないように銀紙綺麗にちょこっとだけ捲るんでしょ?
「どうです?──バーボンのお味は」
色気を滲ませて意地悪に笑うバーボンに翻弄されたいだけの人生だった──。(完)
